この世はやらなくてもいいこと、いなくてもいいもので溢れている。

人を機械として、またはシステムの構成員としてみればいなくなっても代えは効くし、人類が消え失せても世界はいなくなった世界で動いていく。

 

ちいさくて薄いうつわにたっぷり盛られた煮込みを食べたい。

煮込みというとモツ、ワッフルコーンというとソフトクリームもふくめたもの、ホットというとホットコーヒー、ナマは生ビール。よくわからない習慣。

 

グラスに汗をかいたビールは世界を走れる。グラスもジョッキではなく、片手にすっぽりおさまるようなものがいい。

近況

松山旅行

18きっぷ

ビジホにとまる ビジホいい。きれい、飯がうまい、部屋が綺麗、風呂がピカピカ。

ひとり居酒屋デビュー、じゃがいもをつまつまたべた、たけのこ、じゃこ、3000円

じゃまされず本を読みながらだんだん腹が満たされていくかんかく良い。

道後温泉の本館は閉まっていて、別館に入った。

朝、駅の裏をさんぽしてみるとなにもない。砂漠がひろがっている うそ。 おじいさんが大きな歌を歌っていた おもしろいマンションがあった

本を読み続けたり、何を読んだか忘れた 風の歌を聴け 何が言いたいのかわからない 高校の時のカンガルー日和もそうだった あんなもの読ますな

写真を撮ってみるがすぐ飽きて本を読む

ハイボールを買ったが電車の中の人の目を気にして結局家までのまず

ずっと酔っていたい



城崎温泉

ついたの17時半。そばをたべ にしんそば めずらしくて 昔は安かったらしい。 今は高い。神社にお参りする。夜に散歩するのが好きだ 目を凝らすから自然と目が能動的になる

御所の湯 入っていなかったところ 滝があって水の音を聞き続けられる。水の形は2度とおなじかたちにはならない あめがふってきて、温泉の水面を変えてくれた Siriだけつかれた 体を拭いてあがってみると、芯が熱く表面が冷たいマーブル 芯から体をあたためようとしているのがいい。 ろてんしかない 露天の1・3くらいを木が覆っていた。

 

綺麗な部屋と汚い部屋だったら汚い部屋が好きだ。

退廃的とはまた違う、カオスを感じるのがいい。

二重振り子は初期状態によって全く異なる軌道をとる。バタフライ効果もそのような話で、蝶の羽ばたきが未来を大きく変えてしまう、みたいな話だっけ。

二重振り子の軌道は一見めちゃくちゃだけど、それは運動方程式を解いた解がめちゃくちゃなだけであって運動方程式に縛られている。解に規則はないけど、その出身は理路整然とした世界である。

そのようなものが好きだ。無造作な配置であってもなんらかの規則性がある作用の結果である。

そして、すべてのものごとはなんらかの規則性のある作用を受けていないものはないのかもしれない。

会社の人とスキーに行ってきた。滑っていたのは3時間くらいだったけど、楽しい時間になった。3時間だけどレンタル代とかリフト券を合わせると1万円以上かかった。それでもお客さんがたくさんいて、みんな豊かだなと思った。

道中の車の中やご飯を食べている時、自然と二人一組になって会話する時間があった。もしくは全員で共通の話題を話すとか。そのどちらも私は上手に参加できていないなあと思った。あとみんな小学校のころに児童小説を読んでいて、ある作家について話したりエピソードを思い出したりして盛り上がっていた。

平日の終業後や土日には、なにかしなきゃ、と焦ってしまうのはなぜだ。人に胸を張って「土日は〜しました」と言える〜をしたくなることをしなきゃという脅迫。馬鹿にされない話題になるような活動をしたくなるけど、しなきゃしなきゃと思っているうちに日が暮れているのが常だ。

 

yu-ting.hatenablog.com

東京にいた頃は池上線沿線に住んでいた。池上線で見たような電車が引退とあったので、寂しいなと思ったが、池上線を走っているのは8500系ではなく1000系らしい。なぜかホッとする。3両の電車が今日もトコトコとせわしなく走っているんだろうな。

最近仕事中に飴を食べていたのだけど、すぐに口内炎になった。甘いものを一気に食べるとむかしからきまって口内炎ができる。祖母はそれを歯でつぶすんだ、と言っていた。潰すと余計に大きくなって逆効果だと思いやめたのは大人になってからだった。

最近坂の上の雲1を読んでいる。主人公は三人いて、三人ともいきいきした人間をしているのだけど、1巻の半ばでは彼らがちょうど自分と同い年だから焦る。俺はなにもできてないし、なにもしようともしてないな、と落ち込む。こんな本の読み方はよくないかも。

近所の温泉に行った。

丘の上にある温泉だ。

露天で温まったり椅子に座って涼んでから、体をよく拭いてサウナ室に入った。

数分すると、腕には汗の滴が玉のように浮いている。これが汗腺があるところか、と思った。

10分くらい入ってから冷たいシャワーを浴びて体をよく拭き、外の椅子に座る。

整う、というものを目指しては見たが達しなかった。

むしろ温泉に入る、あがって涼むのほうが、整っているのではと思った。

 

最近、引っ越すことが決まって、この市から離れることになった。

会社の寮があったこの市には、イオンがあり、コメダ珈琲店があり、図書館や市役所がこじんまりと集まっていた。歩いている人はいないが市を貫く国道を走る車は多い。かつては街道の宿場町のひとつであった。

この市にあるものを多くは知らない。会社はまた違う市にあって、彼女の家は県を跨がなければならない。この市には寝に帰るだけだった。

 

 

今晩は明るいが静かだ。

記録的な寒波が来て、見たことがないくらいの雪が降っている。

1. ラジオをきいていたら、刑務所で刑務官が受刑者に暴行したというニュースが流れてきた。入国管理局でもそういうのあったな。この国では、塀の中は本当に怖いことになっているんだなと思ってしまった。悪いことはできない。

 

2.  近々引っ越すことになった。マットレスを新調したい。てか今マットレスなしで、ベッドフレームに敷き布団を直接敷いて寝ている。体がバキバキになってきた。

やすいやつがいい。

 

3. 楽天が利回り10%くらいの社債を発行するとのニュースがあった。

 

4. 久しぶりにすき家の牛丼を食べた。ジューシーでつゆだくでとても美味しかった。1回、パサパサになった牛がのったものを食べたことを覚えていて、それからずっと敬遠していた。ブレはあるよねえ。今回は当たりだった。

 

5. ジムに月会費を払っているんだけど、もう1ヶ月くらい行っていない。やめてしまおうか悩んでる。

 

6. 会社同期との話。

6.1. アニメや小説のキャラクターの名前を覚えられなかったり、男女間の関係が理解できない。人物の特徴は覚えていて、関係も覚えられる。たとえば「金髪で活発な、脇役のあの子」みたいな。それはただ単純にコンテンツに興味がないだけだと。感受性が死んできているのでは、と言われてクリティカルヒットした。

6.2. この人とはこう言う話をよくするな、というのがある。自分は普段はお金の話もしないし、彼も他の人とはお金の話をしないけれど、自分と彼との会話となるとお金の話になってしまう。そういうのがよくある。

 

7. もうすぐ車検。一度に10万くらい飛ぶのは痛いなあ。

8. コロナワクチンを打った。4回目でファイザーだけど、ちゃんと副反応が出た。37度の熱、頭痛、全身倦怠感、筋肉痛。咳の出ないコロナじゃん、って思った。

9. 年始にコンフォートホテルに泊まった。結構いいホテルで、もう一度泊まりたいな、と思ったから公式サイトから値段を確認すると、自分が止まった時より高くなっている。以前泊まった時はるるぶから予約していて、そちらからだと結構安くなった。それを思い出して、再度検索するとやはり安かった。公式よりるるぶの方が安い、そういう事例を採取できた。

10. ドグラマグラを読んでいる。怖い。

11. TOEICを受けたら、1年前に受けたときよりリスニングが落ちていて、リーディングが上がっていて、合計も少し上がった。リスニングを鍛えないと。

12. 旅行に行ったので、記録しておきたい。ついでに、大昔の旅行も、捏造でもいいから記録にしておきたい。書かない状態ではその記憶を手放せなくて、頭の中に居座り続けてしまう。

近況、接種したコンテンツ

最近接種したコンテンツをまとめておく。

 

神々の山嶺 

”かみがみのいただき”と読む。

一人のルポライターが、一人の登山家の人生を追っていく形式で話が進む。

見たのはアニメ映画だ。きれいだな、と画面にみとれてしまう。

雪崩が始まる時の透き通った不気味な音がよかった。

ルポライターは登山家 羽生丈二を追い、記事にしようとするが雑誌社からは求められていない。それでも登山家を追い、海外の彼の家にたどり着くが、一度は追い返されている。それでもルポライターはベースキャンプで待ち伏せし、ついに登山家がアルプスに挑む姿を写真にとることができた。

本当に自分がやらなければならないことを自覚し、それをやる人間は無敵になるのだなと思った。あるていど大人になったら、大人の言うことを聞かずにすきなことをやりはじめてよいのかもしれない。

間違ったことをしてはいけないと教わってきて、それがいまになっても染み付いていてとれないから、人の言うことをよく聞く。それも処世術なのだろうけど、すこし無茶をして、嫌われてもいいからやらなければならないことをやるのも、自己表現の一つだと思った。

 

動物農場

J・オーウェルの、ディストピア作品。1984を読んで、いずれ読もうと思っていた積み本だった。

1984と同じ感じなのだが、比較的短くて読みやすい。

動物革命を起こし、動物本位の社会を動物が作っていこうとする。動物の中でも頭の良い豚がリーダーとなって、ルールを制定したり仕事を作ったりする。動物であれば平等だったはずなのだが、次第に豚だけが有利なようにルールを作り替えたりする。けれど、他の動物は物覚えが悪く、ルールが作り替えられたことを確信できない。

結局、人間が動物から搾取していた社会は、豚が豚以外の動物から搾取する社会に変わっただけなのだった。

この構図はどの国の、いつの時代でも見られるのだと思う。

読み継がれる古典が読み継がれる理由は2つあると思っている。ひとつは歴史的価値。書かれ読まれたことで社会が変わったという背景を理解するためのものとして。もうひとつは、時代が変わっても利用できる内容が含まれているもの。