高い爪切りを買って人生を変えたい
高い爪切りを買った。人生は変わっていないけど爪が伸びるのが待ち遠しい。
10年以上使い続けられるような耐久財で気が向いたものがあれば買うようにしている。
人生の中で買うのであれば、早くに手に入れて使った方が得だと思っている。
爪切りはその中の一つで、いままでずっと100均のものを大事に使っていたが、気が向いてしまったので1000円くらいの爪切りを買った。
100均のものですらもう6年くらい使っている。いはんや1000円のをや。
もともと爪を切るのが生き甲斐だった。爪が伸びているのを切るという行為は、自分がちゃんと生きていること、健康であること、身なりに気を遣っていること、なんかいろいろを実感できる。散歩と同じくらい気持ちの良い行為だ。
日頃から爪の白い部分が無い僕だが、そんな普通の日に1000円の爪切りは届いた。もちろん試し切りをする。白いところがまた減る。彼はこれまでの100均のそれとは比べ物にならないくらいずっしりしている。ペンもそうだ、高いものは重くなるらしい。
感触は、やわらかいものを切っているような感じだった。爪はこれまでは、パチン、と音を立てて切るものだった。それが、ぬらっとした感じで、なんかこう、肉を切るような柔らかさで切ることができた。
爪を切る感触も良かったが、やすりが大変良かった。
やすりをかけている感触がない。ざらざらした紙に爪を当てているような感触であった。ちゃんと角が取れているから不思議だった。
歯磨き粉レビュー
ガードハロー
言わずと知れた格安歯磨き粉。
100均にも売っていて、165gも入っている。
ツブツブは入っていない。
あと水に溶けづらいのか、口の中でダマになるのがわかる。
ブラシした後の歯ブラシにもこびりついている厄介なやつ。
がしかし!2022−10−31で製造終了していた!!!
君にはもう会えないのか。。。でも需要はあるだろうから、どこかで転生しているんだろう。
トゥルーホワイト
GSKの、シュミテクトブランドの歯磨き粉。1000くらいする高級歯磨き粉。
研磨剤が入っていないことが特徴。
知覚過敏にも効くらしい。知覚過敏じゃないので効果は知らん。
味は普通。溶けやすさは良い。泡立ちは普通。
ブラシ後の歯ブラシへのこびりつきはない。
名前から、美白効果がありそうに思われるがない。amazonレビューを見てもホワイトニング効果をしているものが多い。実際、使ってみていても感じない。
ブリリアントモア
名前が素敵すぎる。brilliant more.より綺麗に。1000円くらいの高級歯磨き粉。
ツブツブ研磨剤は入っていない。高級歯磨き粉or格安歯磨き粉には研磨剤が入っていないらしいな(N=3)
歯を白くするのには効果があるらしい。
amazonでも美白に効くとのレビューがある模様。
最近紅茶をマイボトルにつめて一日中飲むことがあり、気づいたら歯に着色していたのでそれが嫌でブリリアントモアをメインで使っている。
溶けやすさは普通。泡立ちも普通。味も普通。虫歯になるくらい美味しい歯磨き粉で磨きたい。
ブラシ後の歯ブラシへのこびりつきはなし。高級歯磨き粉はこびりつかないらしいな。
近況 2022年11月その4
散歩
先日コロナになった。症状が落ち着いた後の自粛期間中、ジムとか店に入れないので散歩するようになった。
散歩は夜にすることが多かったのだが、紅葉を見てもどういう色なのかわからん。ここは田舎だから街灯も少ない。
だから今日は夕方に外に出て、古いカメラ片手に1時間ほどふらふら歩いた。
こん辺は車社会で、外を歩いている人は数えるくらいしかいない。
通勤ルート以外のところはほとんど歩いたことがなく、馴染みがない。
馴染んでないと、ほぼ同じ景色に見える。田舎だからどこも同じ景色だ、という向きもあるがそんなのは初めて都会を見た時もそうだ。場所が違えばそこにあるものも違う。
ラジオを聴く。ラジオは散歩中に聞くのが一番集中できる。
じっとしていてはラジオに集中できない。手足は何か動作させてやる。頭は使わない。それが散歩だ。だから頭だけがフリーになっていて、ラジオに集中できる。
告白されたとき。小さいけれど満たされていた、それでいてここのところ内容の水の入れ替わりがなかったコップに、新しい水が注ぎ入れられた感覚だった。
あの感覚は悪くなかった。能動的に、そういう感覚が得られる体験を増やしたい。多分それが若さだ。
近況 2022年11月その3
2022-11 その3
コロナに罹ってた。熱やら倦怠感やらは2日くらいで治ったけど、鼻声はその後2週間続いた。
検査のために、棒を鼻の奥まで突っ込まれたのが最高に最高でした。涙出たの久しぶり。
その間在宅勤務となった。といっても2日間だけで、自粛期間が明けたら出社した。できるならこのまま在宅がいい。働きたくない。労働から解放してください。
そういえば久しぶりに家の外に出た。自粛を明けさせられてしまったらしい。紅葉があったが夜の灯りではみな同じ色に見えてしまった。どんな色であの紅葉は咲いていたんだろう。また明日見に行こう。
色々考えてしまっている。ジムに行ったり自転車で遠出したい。考えていることを忘れられることをやりたい。
【アニメ見た】チェンソーマン7話まで見た
チェンソーマンを7話まで一気見した。
きっかけ
ハライチのターンというラジオで、岩井さんが伊集院さんにお薦めしたと言っていた。
SPY×FAMILYとかワンピースの主人公には共感できないけど、デンジには共感できるのだ、と言っていた。俺が同じ立場であっても、同じように行動する主人公なのだそうだ。
それがとっかかりになっていて、今日サラサラっと見てみた。
感想
ほかのアニメは、多くの人がもっている青春時代にやり残したこと、けれど今からでもやれるような活動がテーマになっているのが多い。登山とかバンドとかバイクとか釣りとか。そしてそこから性欲というものを綺麗さっぱり取り除いて絵にする。男子高校生と女子高校生が戯れないアニメって珍しくなってる気がする。食べ物で言えばスイーツ、あるいは豆腐。人生に疲れたおじさんにはたまらない栄養補給だったりする。
チェンソーマンは、誰もがもったことのあるだろう性欲というかムラっ気がちゃんと描かれててよかった。中学高校の時の頭の中は、だいたいこんな感じだったと思う。
ラーメンって感じがする。動物性の脂っぽい。ラーメンは人生に疲れたおじさんも大好き。
毎週エンディングが違っててすごい!寝ゲロの歌しか覚えてない。。。
好きなセリフ
つかんだんです。
でも、いざ掴んでみるとそんなもんは、俺が思っていたよりたいしたことなくて。
もしかしたら、これから俺がまた何か違うもんを追いかけて掴んだ時も、
追いかけてた頃の方が幸せだったんじゃないかって。
デンジによるおっぱいの話。
日々の積み重ねがネジを緩めんだ
頭のネジの話。誰だったか忘れた。
【本読んだ】思考の整理学
外山滋比古さんの思考の整理学を読んだ。
外山さんの著書で以前に、乱読のセレンディピティを読んだことがある。
乱読のセレンディピティ【文庫電子版】 (扶桑社BOOKS文庫)
数年前のことだ。本なんてさらさら読み流せ、みたいな主張だったこの本自身も、非常にサラサラ読めてしまうものだった。
言っていることは一貫しているし、重なる部分が多いと思う。乱読の方を以前に読んでいて、外山さんの考え方を受け入れる準備が自分の頭の中でできていたかもしれない。
思考の整理学
乱読の方もそうだが、なにか体系だった評論のたぐいではない。どちらかというとエッセーに近い気がする。著者の主観がバキバキに入っている(ように書かれている)。
似たようなスタイルの本は、考えるヒントだと思う。考えるヒントの方はさっぱりわからんかった。
最近読んだメモの魔力と反対の主張をしているところが面白い。以下引用
”めったにメモをとらないことだ。”
(中略)
”つまらないことはいくらメモしてもいい。そうすれば、安心して早く忘れられる。大切なことは書かないでおく。そして、忘れてはいけない、忘れたら、とり返しがつかないと思っているようにするのである。”
といいつつも、ふっと思い浮かんだことこそが大事だからかならずメモできるようにしとけよ、とも言っている。
一貫性を説明できるかと言われたらできない。だが面白い。
メモの魔力では、とにかく全部メモをとれ!と言っている。素材を逃さずメモし、メモ帳の上で素材を純化させ、有用なものに変えることを目的としているから。
外山さんはこの純化は、人の頭の中で自然に起こるものだよ、という。
***
朝飯前にはいろんなことがはやく片付く。それは朝飯前がパフォーマンスが最高の時間だからだ。ではそのパフォーマンスを昼まで続かせるためには・・・?
思考の整理”学”といいつつ、外山さんの考えていることを小出しに寄せ集めた読み物だと思う。
わからないから読まないというのはもったいないと感じる。
本を読んでも理解できず、収穫がないということは確かにある。けれどそれは、自分の頭の中の土壌がまだ耕されていないからかもしれない。
作物ができるのは、土を耕し、種を蒔いて、時間が経ってからである。
頭の中も同じだから、いきなり本を読んで作物を獲ようとは思わないこと、まずは土を耕すつもりで流し読みすれば良い。そう思いました。
【本読んだ】人生の土台となる読書、メモの魔力
コロナ療養中に本読みました。
読み返さなくていいように、メモ残しときます。
人生の土台となる読書
phaさんの著書。
ダメな人間でも、本を通じて世界を知ることができるし、本を通じて生きながらえる術を見つけることができるという。
本は私たちの周りの環境をスキップしてくれるものだ。
私たちの体や心が形作られる時はどうしても、周りの環境の影響を受ける。
2022年の東京都の大田区という環境、父と母と弟と妹がいるという環境、綺麗な海をさわるために1時間電車に乗る環境。
こうした周りの環境は、簡単に変えられない。世の中の出来事は、周りの環境を通してしか、自分の前に現れない。
しかし本は、こうした周りの環境をスキップさせてくれる。場所、性別、年齢、時代を超えた人の考えが書かれているから。
これまでで生まれた人の数は、約一千億人らしい。それだけの人がいるのだから、自分とおなじ悩みを持った人が先に生まれていて、本に残していてもおかしくない。
だから本を読みましょう、というお話。
この本をおすすめしたい人は、読書をしたいけど何読んだらいいかわからないという人。または、良い本を読みたいけど選ぶのがだるいという人。あるいはphaさんのファン。
本書は、読むべき本の具体的な紹介をしているものである。
そうではなく、本の読み方について知りたいという方は、同じ著者の知の整理術という本をおすすめする。
本を読むのが苦手なワテらはどうすればいいか?
たしかに。その人たちのためにいつか、「人生の土台となる映画」「人生の土台となる漫画」「人生の土台となるドラマ」「人生の土台となるラジオ」「人生の土台となる散歩術」「人生の土台となる旅」なんてのが書かれるかもしれないな。でもこれらも結局は本だ。難しい。
メモの魔力
SHOWROOMを創った前田裕二さんの書いた本。
就活の自己分析でつまづいていた時に読みたかった。「この本で自己分析もできます!」みたいな注釈入れてください。。。
たまに著者との温度差を感じてしまい、本を閉じたくなってしまったが最後まで読んだ。
読む前と後で変わったのは、
大学の卒業の時にもらった、校章が入ったお高いボールペンと無印のメモ帳を携帯するようになった。前よりはメモをとるような体勢になったこと、メモは取って終わりではなく次につなげるメモの取り方を知れたのはよかったかなと思う。ファクトだけでは何も生まれないんよ。
日常的にメモを取る習慣が十分ついてから、また読み返すと掬いきれなかったものが得られるかもしれない。