【本読んだ】人生の土台となる読書、メモの魔力
コロナ療養中に本読みました。
読み返さなくていいように、メモ残しときます。
人生の土台となる読書
phaさんの著書。
ダメな人間でも、本を通じて世界を知ることができるし、本を通じて生きながらえる術を見つけることができるという。
本は私たちの周りの環境をスキップしてくれるものだ。
私たちの体や心が形作られる時はどうしても、周りの環境の影響を受ける。
2022年の東京都の大田区という環境、父と母と弟と妹がいるという環境、綺麗な海をさわるために1時間電車に乗る環境。
こうした周りの環境は、簡単に変えられない。世の中の出来事は、周りの環境を通してしか、自分の前に現れない。
しかし本は、こうした周りの環境をスキップさせてくれる。場所、性別、年齢、時代を超えた人の考えが書かれているから。
これまでで生まれた人の数は、約一千億人らしい。それだけの人がいるのだから、自分とおなじ悩みを持った人が先に生まれていて、本に残していてもおかしくない。
だから本を読みましょう、というお話。
この本をおすすめしたい人は、読書をしたいけど何読んだらいいかわからないという人。または、良い本を読みたいけど選ぶのがだるいという人。あるいはphaさんのファン。
本書は、読むべき本の具体的な紹介をしているものである。
そうではなく、本の読み方について知りたいという方は、同じ著者の知の整理術という本をおすすめする。
本を読むのが苦手なワテらはどうすればいいか?
たしかに。その人たちのためにいつか、「人生の土台となる映画」「人生の土台となる漫画」「人生の土台となるドラマ」「人生の土台となるラジオ」「人生の土台となる散歩術」「人生の土台となる旅」なんてのが書かれるかもしれないな。でもこれらも結局は本だ。難しい。
メモの魔力
SHOWROOMを創った前田裕二さんの書いた本。
就活の自己分析でつまづいていた時に読みたかった。「この本で自己分析もできます!」みたいな注釈入れてください。。。
たまに著者との温度差を感じてしまい、本を閉じたくなってしまったが最後まで読んだ。
読む前と後で変わったのは、
大学の卒業の時にもらった、校章が入ったお高いボールペンと無印のメモ帳を携帯するようになった。前よりはメモをとるような体勢になったこと、メモは取って終わりではなく次につなげるメモの取り方を知れたのはよかったかなと思う。ファクトだけでは何も生まれないんよ。
日常的にメモを取る習慣が十分ついてから、また読み返すと掬いきれなかったものが得られるかもしれない。